
一昨日、6日は12月の第一日曜日。
この日は、イギリスではクリスマスプディングを作るのに最適の日といわれる「ステアアップサンデー」だそうです。
(11月最後の日曜日、とも聞いたことがあるのですが。)
この日に作ったプディングをクリスマスの25日まで保存し、熟成させたものを当日のディナーのデザートとして食べるそうです。
これは長期熟成させればさせるほど美味しいといわれ、クリスマスの終わった次の日には翌年のクリスマスのためのプディングの仕込をする、なんて話も聞いたことがありますが、これはイギリス人らしいジョークかも?
普通の家庭では、1ヶ月くらい前から仕込むのが一般的のようです。
なので今年はステアアップサンデーに当たるのであろう6日に、クリスマスプディングを作りました。
さて、先ほどからプディングプディングといってますが、クリスマスプディングとはイギリスの伝統的なクリスマスケーキ。
日本のプリンとは全く違うもので、スパイスが効いた「蒸したフルーツケーキ」という感じです。
ミンスミートと言われるドライフルーツを漬け込んだものとパン粉、スパイス、卵などを混ぜて型に入れ、茹で上げて作ります。
イギリスの児童文学好きの私にとってはクリスマスプディングは、ちょっと神秘的で憧れの食べ物。
もともとはお肉が入っていたとか、ブランデーをかけて火をともしてから食べるとか、12月に入るとこれを食べる日が楽しみだとか、想像もつかないような食べ物だし(デザートなのかお肉なのかも分からなかった)、エピソードも面白いし、あんなかんじかな?こんなかんじかな?と想像して楽しんでいました。ミンスミートとは数種類のドライフルーツやナッツをスパイスやブランデー、ケンネ脂で漬け込んだもの。
(もともとは本当にミートが入っていたんですって!)
実はこれは数ヶ月漬け込んで熟成させるのが本式だとか。
う~ん、そう考えると「クリスマスの翌日に翌年のクリスマスの準備」というのもあながちジョークでなく聞こえてきますね。
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長々と語ってしまいましたが、まあ、そういうわけで、アコガレなクリスマスプディングを作った、というお話。
もちろん出来上がりまで数ヶ月はかからず、作ったその日に食べられる超お手軽版♪
濃厚なドライフルーツ味ではなく、りんごの甘酸っぱい味を中心にした、しっとりと柔らかな仕上りです。
作り方は材料をひたすら混ぜていって、あとはレンジでチン!とするだけ。
2~3日寝かせた方が味がなじんで美味しいですが、さすがにクリスマスまではもたないと思います。
だから、クリスマスまでのあいだ、何度も作っちゃってくださいね♪
ふ~ん、なんか良くわかんないけどなんか試してみたいかも、って思ったらクリッククリック!!
クリックしていただけるとポイントになって順位がアップしま~す。よろしくどうぞ!りんごのクリスマスプディング材料:500cc耐熱容器1個分 調理時間:40分
りんご 80g
プルーン 80g
バター(有塩) 80g
★レーズン 80g
★砂糖 80g
★レモン汁 大さじ2
☆ブランデー 大さじ1
☆パン粉 80g
☆シナモンパウダー 小さじ1/2
☆ナツメグパウダー 小さじ1/4
卵 1個
粉糖 お好みで
作り方1、りんご、プルーンは1cm角くらいに切り、バターは2cm角くらいの大きさに切る。★の材料とともに耐熱容器に入れてよく混ぜ合わせ、ラップをしてレンジ(600w)で3分加熱する。熱いうちに☆を加えて良く混ぜ合わせ、まんべんなく混ざったらラップを戻して充分冷めるまで常温においておく。
2、1が充分冷めたら、溶いた卵を加えてまんべんなく混ぜる。
3、バター(分量外)を塗った型に2を入れて、スプーンの背などでぎゅっと押し付けながら平らにならし、クッキングシートを表面にぴったりと貼り付けて、レンジで8分加熱したら出来上がり!
*カスタードやアイスを添えても♪